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週刊 おしゃもじ☆パンチ 
おっとりスコと甘えん坊アメリカンカール。 仲良くおしゃもじのような手で猫パンチをしています。時々、更新しています。
恋し続ける
ちゃあちゃんの心臓病が発覚したのはちょうど一年前でした。
4ヶ月後には急激に腎臓も悪くなり、薬と輸液、通院だけの日々になりました。
美味しい物を食べさせれば、腎臓に悪いし、まずいご飯を無理やり押し込むのは
お互いにきついものでした。

手を尽くしても悪化していく一方のちゃあちゃんに聞いてみました。
「ちゃあちゃんは、心臓で一気に逝くのと腎臓でジワジワ弱るの、どっちがいいの?」

ちゃあちゃんは私をじっと見て答えました。  
「僕、生きていたいよ」

ごめん。そうだよね。
ちゃあちゃんは生きることしか考えないよね。
ママはなんでもするよ。輸液だって怖がらずにちゃんとやるから。

それから2ヶ月あまり、ちゃあちゃんは
「じゃ!僕のタイミングで逝かせてもらうよ」と、静かに旅立ちました。
その数時間前まで、まずいご飯を食べ、薬を飲み、最後のおしっこまで
自力でトイレできちんと済ませました。

私は出逢ってから別れるまで、ちゃあちゃんにずっと恋をしていました。
この先もずっとこの気持ちは変わらないでしょう。
いつかまた会おうね。
会えるなら、私はネズミに生まれて、追っかけられてもいいわ。
じゃあ、またね。

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かぶりつく
夏はこれだよね。
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癒えない
どんな悲しみも時が解決してくれると言うけれど、
私の時間は止まってしまったままだから、癒える日はこないな。
この2ヶ月、痛みに気づかぬように、さらにはあっけらかんとしてみただけに・・・。
ちゃあちゃん731

こんなことだったら最初に大泣きしておけば良かったなぁ。
大泣きじゃなくても毎日少しずつ泣いてたら
悲しみの輪郭が滲んでぼやけてくれていたかもなぁ。

詠む
君逝きて
アラーム鳴らぬ静けさの
見上げる空に浮かぶ新月
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ちゃあちゃん、
もう一時間おきに薬を口に押し込まれることもないんだね。
1日8回も鳴っていたママの携帯のアラームは今は朝、目覚めの1回だけになりました。
ちゃあちゃんが旅立った夜に見た月はまん丸だったのに今晩は細くて折れそうだよ。
もう半月も経ったんだね。

あの日からママは記憶がありません。ちゃあちゃんと過ごした日々も忘れているよ。
だけど、外から帰って玄関を開けるとき、待ち構えていたちゃあちゃんが
飛び出さないように、足でドアの隙間をブロックする癖は抜けてないんだ。







最後のごちそう
ちゃあちゃんは自力で食べられなくなってから強制給餌でした。
亡くなる3日前、シリンジで歯茎を傷つけてしまったようで血が滲んでしまいました。
ちゃあちゃんは抗血小板薬を飲んでいるので出血はおおごとです。
もう食べさせられないのか・・・。
私は思い立ってトウモロコシを茹でました。すると・・・。
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いつもと変わりない力でかじりついたのです。
鼻シワにして私の腕をぶんぶん持って行くほどの力でした。
食べる意欲がよみがえったのか、翌日は100gのウエットを60個のお団子に
丸めたものを一日かけて完食しました。
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そして次の日、旅立ちました。最後の日まで血液検査をさせてしまって
申し訳なかったと思います。まだまだ生きてくれると思っていたんだ。
ちゃあちゃんとの2ショットはほとんどありません。
これは今年の3月17日、14歳の誕生日の姿。
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